日本百低山の古賀志山に実際に登ってきたので登山情報をまとめました。
基本情報
所在地:栃木県宇都宮市
標高:583メートル
登山口の標高:約214メートル
標高差:約369メートル
累積標高差(馬蹄形コース):約1,653メートル
主な登山ルート:北登山道、中尾根ルート、馬蹄形コースなど
アクセス:JR宇都宮駅からバスで約40分、赤川ダム周辺に登山口あり
古賀志山ってどんな山?初心者にも人気の魅力とは

栃木県宇都宮市にある**古賀志山(こがしやま)**は、標高わずか583mながらも、初心者から中・上級者まで幅広い登山者に愛されている低山です。市街地からのアクセスが良く、日帰りで気軽に楽しめる点も人気の理由のひとつ。
特に魅力的なのがそのバリエーション豊かな登山ルート。穏やかなハイキングコースから、岩場や鎖場を含む本格的なルートまで揃っており、自分のレベルや気分に合わせた登山が楽しめます。
さらに、山頂や途中の展望スポットからは、関東平野や日光連山を一望できる絶景が広がり、登りきった達成感をより一層引き立ててくれます。
春はカタクリやアカヤシオなどの季節の花々、秋には美しい紅葉、冬は空気の澄んだ眺望が楽しめるなど、一年を通して楽しめる山としても魅力的。
そして何より、登山道がよく整備されていて、迷いやすいポイントには標識も多く安心感があるので、登山初心者やファミリーにもおすすめです。
「低山=物足りない」というイメージを覆す、充実の登山体験ができる古賀志山。まずは気軽にハイキング感覚で訪れてみてはいかがでしょうか?
今回歩いたルートとタイムスケジュール
今回の古賀志山ハイクでは、御嶽山から赤岩山を経由する周回コースを歩いてきました。アップダウンはありつつも全体的に穏やかで、初心者でも楽しめるルート。自然の中でしっかりリフレッシュできる、ちょうどいい2時間の山歩きでした!
🗺️ コース概要:
【森林公園 駐車場】→【御嶽山】→【赤岩山】→【古賀志山北東尾根】→【森林公園 駐車場】
獲得標高は約399mで、登りごたえはありつつも疲れすぎないちょうど良さ。コースの変化もあって飽きずに歩けます。
⏰ タイムスケジュール
- 07:44 森林公園駐車場を出発
- 08:26 御嶽山に到着。最初の登りは緩やかで快適
- 08:51 赤岩山の岩場でひと息(ここからの眺めが最高!)
- 09:39 尾根道をたどって古賀志山方面へ
- 09:44 森林公園駐車場に無事ゴール!
このルートの魅力は、御嶽山の穏やかな森歩きと、赤岩山の岩場の変化ある景色。岩場といっても難易度は高くなく、登山初心者でもちょっとした冒険気分が味わえるのが嬉しいポイントです。
赤岩山の途中からは、木々の間から宇都宮市街がチラッと見えて、展望もちょこちょこ楽しめました。最後はなだらかな尾根道を下って駐車場へ。全体的にバランスの良いハイクコースで、気軽な登山にぴったりです!
登ってみた感想|難所や見どころ、山頂からの景色まで

今回歩いた御嶽山〜赤岩山を経由するルートは、距離も時間もちょうどよくて、初心者でも気軽に楽しめる登山コースでした。でも「ただ楽なだけ」じゃなくて、しっかり変化があって楽しめる山歩きだったのが印象的!
まず、御嶽山への登りは、森の中を気持ちよく歩ける緩やかな道。朝のひんやりした空気と、差し込む木漏れ日が最高に気持ちよくて、スタートから癒されます。
そこから赤岩山方面に進むと、ルートにはちょっとした鎖場や岩場が登場!
足場の狭い斜面にしっかり鎖が設置されていて、安全に通れるようになっているけど、手を使って登る場面もあり、「登ってる感」がしっかり味わえるセクションです。緊張感はあるけど、整備されているので初心者でも慎重に行けば問題なし。登山経験が少しでもあれば、ちょうど良いスパイスになると思います!
そして何より良かったのが、赤岩山付近からの展望!木々の間から宇都宮の街並みが見えて、低山とは思えない眺望。空気が澄んでいれば、遠くの日光連山まで見渡せることもあるそうです。
山頂ではおやつを食べながらのんびり一息。高低差はそれほどじゃないのに、鎖場や岩場のアクセントがあることで、しっかり達成感を味わえるのが古賀志山の魅力。
下山はなだらかな尾根道をゆったり歩けて、最後まで快適。気軽なハイクにちょっとした冒険感と自然の豊かさを求めるなら、このルートはかなりおすすめです!
初心者でも楽しめる?古賀志山の難易度と注意点

古賀志山は標高583mと低山ながらも、変化に富んだ登山ルートと展望の良さが魅力の山です。アクセスも良く、宇都宮市内から車で約30分ほどで登山口に着けるため、週末のちょっとしたアウトドアにもぴったり。
気になる難易度ですが、コース選び次第で初心者でも安心して楽しめます。
御嶽山から赤岩山を経由する今回のルートは、アップダウンや岩場・鎖場もありますが、しっかりと整備されていて、慎重に歩けば問題ありません。特に赤岩山周辺には軽い鎖場や岩の斜面があるので、初めての人は少しドキドキするかもしれませんが、“ちょっとした冒険気分” を味わえるスパイスとしてちょうど良いレベルです。
✅ 初心者向けの注意点
- 登山靴は必須! 岩場や滑りやすい場所もあるため、スニーカーだと不安定になりやすいです。
- 鎖場では両手が使えるように、荷物はリュックで両手を空けておくのが安心。
- 道標は多めですが、分岐もあるので地図アプリ(YAMAPなど)を使うと安心。
- 雨の翌日は滑りやすい箇所もあるため、天気が良い日の登山がおすすめ。
体力的には、2時間程度の行動時間で済むため、運動が久しぶりの人でもチャレンジしやすいですし、ルートによってはさらに緩やかに楽しめるコースもあります。
古賀志山は「登山を始めてみたいけど、いきなり高い山は不安…」という方の入門にもぴったりな山。景色や変化を味わいながら、自然の中を歩く楽しさをたっぷり感じられますよ!
また登りたい!古賀志山の魅力を振り返ってみた

今回、御嶽山から赤岩山を経由するルートで古賀志山を歩いてみて、改めて「この山、やっぱりいいな」と実感しました。
まず何より、アクセスが良くて日帰りでサクッと行けるのに、山の中ではしっかり自然を感じられる点が大きな魅力。静かな森、変化に富んだ登山道、そして岩場や鎖場のちょっとしたスリル…そのすべてが**”ちょうどいい” バランス**なんです。
特に赤岩山付近のちょっとした鎖場や展望スポットは、登山の楽しさをギュッと詰め込んだような場所。頑張って登ったあとの景色はやっぱり格別で、何度来てもまた見たくなる眺めです。
古賀志山は、ルートの選び方次第で難易度や雰囲気を変えられるのもポイント。今回は2時間ほどの周回コースだったけれど、「次は別ルートで山頂へ」「岩場多めのチャレンジルートも行ってみたい」なんて、何度でも登りたくなる魅力があります。
季節によって表情を変えるのもこの山の素敵なところ。春のカタクリやアカヤシオ、秋の紅葉、冬の澄んだ空気の中で見る景色…どの季節もきっと、それぞれの良さがあるはず。
登山に慣れていない人も、経験者も、誰もが楽しめるフィールドとしての古賀志山。
「次はどのルートで登ろうかな?」そんなことを考えながら、またリュックを背負いたくなる、そんな山でした。
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