初めての焼岳登山!初心者でも楽しめた絶景ルート

登山

はじめに

久しぶりに本格的な登山をしたくなり、以前から気になっていた「焼岳」へ行ってきました。
北アルプスの南端に位置する活火山でありながら、登山道が整備されていて比較的登りやすいのが魅力です。
天気にも恵まれ、噴煙立ち上る山頂からは穂高連峰や上高地の絶景を一望することができました。

焼岳とは

焼岳(やけだけ)は標高2,455mの活火山で、長野県と岐阜県の県境に位置します。
北峰と南峰の二つのピークがあり、現在登山できるのは北峰のみです。
火山らしい地形と噴気孔、そして上高地からも見えるその堂々たる姿は、まさに「生きている山」。
日本百名山のひとつにも選ばれています。

登山の目的・選んだ理由

今回焼岳を選んだ理由は、「火山の力を間近に感じられる山に登りたい」と思ったからです。
上高地や乗鞍岳から眺めることは多かったのですが、自分の足でその山頂に立ってみたくなりました。
また、久しぶりにソロ登山だったので、駐車場が埋まりやすい焼岳でも自由な時間で動けるので選びました。

アクセス・登山ルート

焼岳には主に「中の湯ルート」と「上高地ルート」の2つがあります。
今回は一般的でアクセスしやすい中の湯ルートを利用しました。
こちらは標高差約700m、登り3時間ほどで山頂に到達できるコースです。
途中から見える穂高連峰や、噴気の上がる荒々しい岩肌が魅力です。

使用ルート

中の湯温泉登山口 → 森林帯 → 笠ヶ岳分岐 → 焼岳北峰 → 往路下山
登山口から山頂まで約3時間、下山2時間の合計5時間コース。
危険箇所は少ないですが、岩場やガレ場では滑落に注意が必要です。

登山口までのアクセス方法

松本駅から車で約1時間。中の湯温泉旅館近くにある登山者用駐車場を利用しました。
駐車場は20台ほどで満車になりやすいため、朝早めの到着がおすすめです。
公共交通機関を利用する場合は、上高地線・バスを乗り継いで中の湯バス停で下車します。

登山レポート

登山スタート(登山口〜序盤)

午前6時すぎに中の湯登山口を出発。序盤は針葉樹の森の中を進み、木漏れ日が心地よい静かな登山道です。
前日の雨で足元が少しぬかるんでいましたが、木道が整備されており歩きやすい印象でした。
1時間ほどで森林限界が近づき、遠くに焼岳の噴煙が見え始めると一気にテンションが上がります。

中盤(登りの核心部)

森林を抜けると岩場が続く急登エリアに突入。
硫黄の匂いが漂い、地面からは蒸気が立ち上るまさに「活火山の世界」。
慎重に足場を選びながら登ると、北アルプスの稜線が次第に広がり始めます。
風が強くなり、息が上がりながらも絶景が背中を押してくれました。

山頂到着

7時半すぎ、ついに焼岳北峰の山頂に到着!
山頂からは穂高連峰、槍ヶ岳、乗鞍岳、上高地を一望。
噴煙を間近に感じながらの昼食は最高のご褒美でした。
写真を撮りながらゆっくり休憩し、60分ほどで下山開始。

まとめ

焼岳は「火山の迫力」と「北アルプスの絶景」を同時に楽しめる稀有な山でした。
ルートも整備されており、初心者から中級者まで安心して登れる印象です。
季節を変えて、また訪れてみたいと思える素晴らしい山行でした。
次は雪化粧した冬の焼岳を遠くから眺めに行きたいと思います。

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